猫の鳴き声で猫の気持ちは本当にわかるの?

 

こんにちは

ソマリを飼い始めて10年のもふぬしです。

今日はこの様な疑問にお答えします
飼ってる猫や外で見かける猫が怒ってるのか懐いてるのかわかりません。猫は鳴き声で何を伝えてるの?

猫が鳴く理由は?

声のトーンや仕草などで、ある程度何を伝えてきているのかわかる方もいるかもしれませんが

猫と接している、もしくは、接する機会のある中の多くの人が

「猫が伝えたいことがわかればいいのに」と感じていると思います。

なのでまずは鳴く理由を解いていきましょう。 

何かをしてほしい?

例えば、家族がご飯を食べてる時にくっついてきて鳴くのは「ごはんが欲しい」と言ってます。他にも「甘やかして~」や「遊んでほしいな~」という時など場合など、何かをしてほしいから鳴いています。これは猫があなたに対して安心できる存在だと思っています。また、敵に対して威嚇する時や、自分の周りからいなくなって欲しい時にも鳴いてます。これは、室内飼育されている猫よりは、屋外の猫によく見られます。

 

発情期も鳴くの?

上記の通り、鳴く理由の一つに「求愛行動」があります。

発情期の鳴き声は雄・雌ともにかなり音量が大きい特徴があります。

このような鳴き方は避妊・去勢手術をしていない猫にしか見られません。

オスが鳴く時は?

オスは発情期になると攻撃的になったり、落ち着きがなくなったりマーキングを行うなど、さまざまな行動があります。

人間の赤ちゃんが泣いているような鳴き声で、響くように大きく鳴きます。

メスが鳴く時は?

オスと同じように人間の赤ちゃんのように鳴きますが、オスよりも少し低い鳴き声になる傾向があります。

子猫が鳴くとき

子猫が鳴く大半が、おなかが空いている時です。

子猫は母猫からご飯をもらうのが一般的なので、本能的に鳴いてご飯を求めています。

鳴き声の種類別に猫の気持ちを解説

猫の鳴き声は長さや声色などの鳴き方や、鳴くタイミングの環境などを読み解くことも重要です。

「ニャッ」(短い鳴き声)

短い声で鳴くのは、人間で言えば「よ!」というような挨拶です。

名前を呼ばれた時や、なでてもらった時などに、鳴くこともあります。

いずれも、好意的な場合と受け取りましょう。

「ニャオ」「ニャオォ」

喜んでいる時に聞ける鳴き声や、甘えたい時に子猫がよく出す鳴き声です。

また、子猫が母猫を呼ぶときにもこのような声で鳴くことがあります。

基本的には信頼をおける相手に向けた鳴き声です。

「ニャーーーン」(長い)

猫が長く鳴く場合は、何かを訴えている可能性があります。

たとえば食器のまわりでこのような鳴き方をしたときは「ごはんくれ!」

ドアや窓の近くで鳴いた場合には「外に出して!」

トイレ付近だったら「汚れているよ!」

また、長さだけではなく、強い調子で鳴くこともありますが、その場合には触られたくないなど不機嫌さを伴っていることが多いようです。

口を閉じて鳴く

口を閉じた状態で「ンー」「ウー」と低く鳴くときは、近寄らないでほしいときなどに、威嚇をしていると思ってよいでしょう。このような声を出している猫にむやみに近寄ると、攻撃される可能性があるので、気をつけましょう。基本的に、慣れているご家族に対しこのような声はあまり出さないでしょうが、猫同士のケンカのときや、見知らぬ人や不審なものに警戒している場合などに見られることがあります。

「シャーー」「フーッ」と強く鳴く

喧嘩中など、相手に敵意をむき出しにしているときに、「シャーー」「フー」と強い調子で鳴くことがあります。もしご家族に対してこのような鳴き方をする場合には、猫は自分の方が上の存在だと思っているかもしれません。また、猫は縄張り意識が強いので、機嫌が悪いときに自分の縄張りに他者が入ってくると、このような鳴き方をすることがあります。猫が落ち着くまで、近寄らないことが賢明です。

子猫でも子猫なりに、「シャーー」と威嚇することがあります。自分の身を守るために一生懸命なその姿は、愛猫家にとってはただひたすらにかわいいと感じるのみですが

「ケケケッ」「カカカッ」と鳴くとき

「ケケケッ」「カカカッ」「ニャニャニャッ」と鳴くのは、「クラッキング」と呼ばれる反応です。獲物を狙っているときや、なかなか獲物が捕まえられない場合にこのような鳴き方をします。狩りをしない飼い猫でも、おもちゃを狙っているときや、窓の外に鳥がやってきたときなどに、このような鳴き声を出すことがあります。

かすれた鳴き声のとき

かすれたような鳴き声や、口は動いても声があまり聞こえない場合は、甘えているサイン。俗に「サイレントニャー」などと言われる、子猫によく見られる鳴き方です。飼い猫の場合には、大人になった猫でもこのような鳴き方をして甘えるケースも見られます。

鳴き声がおかしいとき

普段と鳴き声が違う、何か鳴き声がおかしい場合には、ストレスを感じていたり、病気が原因であることも考えられます。かすれた甘え声によく似ていることもありますが、元気がない、暴れる、頻繁に身体を掻くなど、鳴き声以外の猫の様子と合わせて判断することが大切です。気になる場合は、動物病院へ連れて行きましょう。

 

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